Non-Duality Speaker , Early Buddhist Philosophy Teacher

山里亮太さんと蒼井優さんはなぜ相性がいいか

お笑いタレントの山里亮太さんと女優の蒼井優さんが結婚を発表した。スポーツ新聞でスクープされたことから、昨日から今日にかけてネットでもテレビでもこの話題で持ちきりである。
意外な組み合わせから私も驚きはしたが、耳を疑うほどではなかった。特段、興味があるわけではなく、記者会見の模様を後々のテレビ番組で見られればいいだろうというくらいだった。
一夜明けて、たまたま早朝の情報番組のチャンネルのままにしてあったので、山里亮太さんと蒼井優さんの記者会見の模様が勝手に耳に入ってきた。

VTRの画面からスタジオに戻ると、MCかコメンテーターの女性が涙ぐみながら感動している姿があった。私はそこに驚いた。
まあ、その女性の個人的な感想である。しかし、もしかすると世間では、このような結婚はただ有名人だというだけではなく、別の理由での注目理由があるのかもしれないと、私は考え直した。
そこで、続けて放送されたテレビ番組『スッキリ』で山里亮太さんが生出演することは昨日の放送で聞いていたので、張り付くほどではないにしても、山里亮太さんの話を聞く人々の反応をしっかり見届けることにした。

さすがに山里亮太さん自身がレギュラーであるだけあって、情報番組でありながらニュースもそこそこに、この夫婦の結婚報道の特集が組まれていた。
記者会見の模様と山里亮太さん自身の話を聞く出演者は、日ごろの交流から、初めて聞かされるふたりのいきさつに興味津々であったが、加藤浩次さんも近藤春菜さんも水卜麻美さんも飛び上がるほどに驚いていた。
その驚かれるひとつひとつのエピソードは、一般にはかなりのレアケースに聞こえたのだろう。

しかし、私には当然のことに思えた。ふたりが結婚したと初めて聞いたときから、それぞれの性格を考えると違和感がなかったからだ。
世間ではよほど奇妙に見えているようなので、ふたりの相性と結婚までのいきさつの特異性を、当人たちの性格から自然であることを解説したい。
これは占いではない。心理学的類型や遺伝子で決まる性格のように科学的に解明できるものである。

人間には4種類の性格がある。99年前の1920年に発行された『心理学的類型』に基づいている。
山里亮太さんは外向的直観型である。女性アイドルとの仕事が多かったにもかかわらず、不祥事がほとんど聞かれないことから、モテない男を率先して演じている。容姿がモテるほうではなかったことから、モテない男であることを前提にしたほうが、心理的に楽だからだ。
蒼井優さんは内向的直観型である。わかりやすくいえば、不器用で天然という表現になるだろうか。

ふたりに共通する直観型は一言では表せない複雑な個性をもっている。束縛を嫌い、常識にこだわらず、新しいことに興奮する傾向がある。何に興味を示すかどうかは、本人が初めての体験と感じるかどうかが鍵となるので、周囲の人から見れば、なぜそれが好きなのかについて困惑する場面が多い。
そういった新奇性を好む衝動をもちながら、人と同じことをするのも嫌うため、個性的なルールを定め、自分自身に課している。そのルールから外れることを極端に避けるため、初めての体験に感動しながら、かねてからの自己ルールは守るといった、新しい自分になりたいのか、古い自分を固持したいのか、どちらなのかがまったくつかめないという複雑さなのだ。
そして、さらに困ったことに、本人にも自分のこれからの行動が予測できない。むしろ、それを楽しんでさえいるふしがある。

山里亮太さんは、この性質をもちながらも外向的であるために、周期的なレギュラー番組に相当な精神力をもって取り組んでいる。新奇性への衝動からマンネリは壊したくなるのだが、不安定な仕事柄、安定した出演はたいせつにすることが望ましい。それは相当な精神力である。同じ外向的直観型でマンネリを壊してしまった中田敦彦さんとは対照的だ。
蒼井優さんは内向的であるから、マンネリを壊したくなる衝動に逆らうことはかなりむずかしい。外向的な直観型ほど器用ではないから、無茶な行動は勇気が出ず、控える傾向にあるが、極度なストレスにさらされると、マンネリを壊す衝動は誰にも止められなくなる。それを繰り返しているのが遠野なぎこさんである。小沢真珠さんもそうであるし、このような女優は数えればキリがないほどいる。

今回の記者会見で感動を呼んだポイントは、たった交際2か月で結婚を決めて入籍し、記者会見で違和感なく、情熱的になりすぎることもなく、自然に仲睦まじいやり取りが見られたからのようだ。
それは、ふたりが同じ直観型だからである。同じ性格類型だと、間の取り方が同じになり、阿吽の呼吸のように、あるいは、長年連れ添った夫婦のように、自然とやり取りができる。
加えて、片方が外向的であり、もう片方が内向的であるから、外向的なほうが内向的な相手に寄り添うことで、衝突を避けられる。互いに同じ外向的であるか、同じ内向的であると、阿吽の呼吸で衝突もする。

あと、直観型の傾向として、周囲からつかみきれない性格と思われて生きてきたことから、自分はかなり特殊な性格だと思い込んでいることが多い。
その特殊だと思っている者同士が出会って、似た価値観をもっていることに気づくと、互いに衝撃を受け、運命だとさえ感じる者もいる。
それが、ふたりの早い入籍に関する心理分析である。

さて、芸能人同士の結婚は離婚が珍しくなかったり、交際期間が短かければ夫婦の期間も短いと思われていたりといった、過剰な離婚報道のためか、仲睦まじい夫婦は珍しいという錯覚があるものだが、ふたりの今後の相性についても触れておく。
さきほど引き合いに出した中田敦彦さんの場合、結婚相手の福田萌さんが外向的感覚型だから、内助の功に徹するため夫婦の破綻は考えにくいが、山里亮太さんと蒼井優さんの場合はどちらも内助の功に徹する性質はもたない。
また「口は災いの元」といわれるとおり、直観型は言葉が過ぎるところがあり、山里亮太さんが何らかのストレスで蒼井優さんに八つ当たりしてしまうと、蒼井優さんはマンネリを壊す衝動を抑えられなくなり、一気に愛情が冷めて離婚を決断する可能性が高い。
その意味では、世間の人々が想像しているとおりかもしれない。山里亮太さんが蒼井優さんに見限られたら終わりであるといえる。
実際、今回の急激なふたりの接近は、山里亮太さんが蒼井優さんを楽しく笑わせていることが、蒼井優さんの新奇性を好む衝動を満たしているからである。ふたりのよい関係が続くためには、蒼井優さんを飽きさせないことが必須なのである。
これは断じて、山里亮太さんの外見上の魅力の問題ではない。蒼井優さんは、たとえ美男子と結婚しても、同じ理由で離婚する可能性を秘めた性格なのである。

ここまできて、念を押して伝えたいことは、ふたりの相性の良さは当然であり、なんらかの別の理由で思い込みが激しくなり、勘違いして結婚したものではなく、純粋にふたりの間には愛がある。
ただ、直観型にはマンネリを壊したい衝動があり、それをふたりとももっていることが離婚のリスクとして注意が必要なのである。

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